2011年12月2日金曜日

MUZAポジティフオルガン講座2011 古い響きと新しい響き 第3回 ~長調短調から新しい響きへ


◆MUZAポジティフオルガン講座2011 古い響きと新しい響き 第3回 ~長調短調から新しい響きへ


~古い響きと新しい響き~

ヨーロッパでは音楽作品を現在のように長調、短調による、いわゆる調性にもとづいて創るようになる前には、教会旋法を用いていたことが知られています。また平均律が成立する以前には純正音律や中全音律(ミーントーン)などといった音の取り方をしていました。当然のことながら、中世、ルネサンス、バロック、そして平均律が用いられるようになったバッハ以後のそれぞれの時代では音の響きは違っていたはずです。それではそれはどのように違っていたのでしょうか。実際に教会旋法で歌ったり、ミーントーンで調律した楽器を弾いたりして、その違いを確認してみたいと思います。さらに今後音の響きがどうなるのかということも考えてみましょう。
金澤正剛

2011年12月10日(土)10:30開演

会場:ミューザ川崎シンフォニーホール 市民交流室



【講師】
プレゼンター:金澤正剛(音楽学者)
オルガン:近藤岳

【曲目】

J.S.バッハ:『平均律クラヴィーア曲集第1巻』より 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV848
G.リゲティ:カプリッチョ第一番 他

>チケット購入・お問合せ:ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200

全席自由 2,500円

#20111210

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