◆MUZAポジティフオルガン講座2011 古い響きと新しい響き 第2回 ~バロック時代の“調”の性格とミーントーン
~古い響きと新しい響き~
ヨーロッパでは音楽作品を現在のように長調、短調による、いわゆる調性にもとづいて創るようになる前には、教会旋法を用いていたことが知られています。また平均律が成立する以前には純正音律や中全音律(ミーントーン)などといった音の取り方をしていました。当然のことながら、中世、ルネサンス、バロック、そして平均律が用いられるようになったバッハ以後のそれぞれの時代では音の響きは違っていたはずです。それではそれはどのように違っていたのでしょうか。実際に教会旋法で歌ったり、ミーントーンで調律した楽器を弾いたりして、その違いを確認してみたいと思います。さらに今後音の響きがどうなるのかということも考えてみましょう。
金澤正剛
2011年11月12日(土)10:30開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール 市民交流室
【講師】
プレゼンター:金澤正剛(音楽学者)
オルガン:大塚直哉
ヴィオラ・ダ・ガンバ:西谷尚己
【曲目】
M.マレ:ラビリンス 他
>チケット購入・お問合せ:ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200
全席自由 ¥2,500
#20111112
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