2011年9月28日水曜日

藝大オペラ第57回定期公演『コジ・ファン・トゥッテ(女は みんなこうしたもの)』


◆藝大オペラ第57回定期公演『コジ・ファン・トゥッテ(女は みんなこうしたもの)』全二幕




(東京藝術大学サイトより転載)
 この度の大震災では多くの涙が流されました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。まだまだ不安な日々が続いておりますが、私たちはオペラを通して生きることへの活力と喜びを、多くの方々と共有したいと思っております。

 今回、藝大オペラはモーツァルトのオペラの中で珠玉の重唱曲を持つ『コジ・ファン・トゥッテ(女は みんなこうしたもの)』を取り上げました。ヴェルディの『ファルスタッフ』と並んでアンサンブル・オペラの最高峰とも言われています。
台本は、『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』に続いてイタリア人のダ・ポンテによるものです。世界中のオペラハウスで人気の高いオペラで、日本でも平均年間公演数でトップ10に入ります。
『コジ』では、男女の愛のあり方を巡って登場人物それぞれの心の変化が、特に音楽において見事に描かれています。そこにモーツァルト自身の作曲当時の様々な苦しみが重なり、死をも予感させるような悲痛な声も聞こえてくるようです。
オペラ誕生の国イタリアは今年で国家統一150年です。第二幕フィナーレで出演者全員が歌う「人生は涙と苦悩の連続だ。しかし、理性で乗り越えれば幸せになる」では、祝いと人生応援の気持ちのこもった歓声がモルト・アレグロで奏楽堂に響きわたることでしょう。
(後略)


2011年10月1日(土)、2日(日)14:00開演

会場:東京藝術大学奏楽堂




作曲■W.A.モーツァルト
台本■L.ダ・ポンテ
原語上演・日本語字幕付き

指揮■高関 健
演出■直井 研二

美術■大沢 佐智子
照明■奥畑 康夫
衣裳■西原 梨恵
舞台監督■伊藤 潤
演出助手■小野寺 東子
字幕■小瀬村 幸子

副指揮■佐藤 宏充
副指揮・合唱指揮■千葉 芳裕
コーチ■大藤 玲子(チェンバロ)・田中 梢・山口 佳代
コレペティートル■冨平 恭平・三ツ石 潤司
原語指導■E.アリエンティ・D.ポニッスィ
グラフィックデザイン■丸山 素直
録音■:岩崎 真
録画■:石井 香・山田 香
舞台監督助手■飯田 貴幸・内田 歳子・川原 拓也

出演■東京藝術大学大学院音楽研究科オペラ専攻生
   東京藝術大学音楽学部オペラ研究部
管弦楽■藝大フィルハーモニア
合唱■東京藝術大学音楽学部声楽科学生


ソリスト■
《10月1日(土)出演》
フィオルディリージ:竹下 裕美
ドラベッラ:加藤 のぞみ
グリエルモ:杉浦 隆大
フェランド:金山 京介
デスピーナ:平尾 悠
ドン・アルフォンソ:萩原 潤


《10月2日(日)出演》
フィオルディリージ:
【変更前】夏井 美香  ※都合により出演者が変更になりました。
  ↓    ↓
【変更後】佐藤 綾子

ドラベッラ:松井 彩乃
グリエルモ:横山 浩平
フェランド:市川 浩平
デスピーナ:朝倉 春菜
ドン・アルフォンソ:藤原 直之


>チケット購入:ヴォートル・チケットセンター TEL:03-5355-1280


3,000円(全指定席)


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