2011年11月10日木曜日

東京文化会館50周年記念フェスティバル 記念オペラ 黛敏郎:『古事記』

◆東京文化会館50周年記念フェスティバル
記念オペラ『古事記』全4幕 原語(ドイツ語)上演/字幕付


【待望の黛敏郎オペラの傑作『古事記』が日本初・舞台版全幕上演】

人間の生の声に拘る岩田氏の演出で蘇える日本の神話…

古事記は日本の歴史書で、上巻・中巻・下巻の3部からなる日本の成り立ちの由来を記した書物いわば歴史書。日本版アダムとイヴのような「イザナギ」と「イザナミ」の物語や、アマテラスが岩戸に隠れて、この世の光が無くなる「天岩戸」、スサノヲのヤマタノオロチ退治を経て、天孫降臨へ至る、壮大な日本の神話です。

来年『古事記』編纂1300年を迎えるプレメモリアルイヤーに贈る超大作に乞うご期待!


2011年11月20日(日)、11月23日(水・祝) 14:00開演

会場:東京文化会館大ホール


指揮:大友直人
演出:岩田達宗

出演:
イザナギ:甲斐栄次郎(バリトン)
イザナミ:福原寿美枝(メゾソプラノ)
スサノヲ:高橋 淳(テノール)
アマテラス:浜田理恵(ソプラノ)
オモイカネ:妻屋秀和(バス)
アシナヅチ:久保田真澄(バス)
天つ神/クシナダ:天羽明惠(ソプラノ)
使者:吉田浩之(テノール)
語り部:観世銕之丞
風の神/見張りの神:門間信樹(バリトン)
雨の神:清水理恵(ソプラノ)
雷の神:羽渕浩樹(バリトン)
雲の神:高橋華子(メゾソプラノ)

合唱:新国立劇場合唱団/日本オペラ協会合唱団
管弦楽:東京都交響楽団

舞台美術:島 次郎
衣裳:前田文子
照明:沢田祐二
振付:高野美智子
合唱指揮:三澤洋史
舞台監督:菅原多敢弘

【鴻上尚史主宰「第三舞台」出身の岩田達宗が日本オペラの金字塔『古事記』を演出】

舞台が生きている…岩田達宗の演出は、よくそのように表現されます。それは、岩田が、オペラの生きた言葉、歌手の生きた声を観客にどれだけ伝えることができるかを意識して演出しているからでしょう。

今回のオペラ『古事記』について岩田は「合唱の比重が高い曲。合唱団をどう扱うかが大きな鍵になります。ソリストたちと拮抗するくらい合唱団に演劇的存在感を出したい。
東京文化会館の舞台機構を精一杯活用しつつ『古事記』の主役は合唱団だったと思って貰えるくらいの舞台を造りたい」と意気込みを語ります。

▼東京文化会館広報誌「音脈」に岩田達宗インタビュー記事が掲載されています。


※演出・岩田達宗のトークショーが決定しました。詳しくはリンク先をご確認ください


>チケット購入:東京文化会館チケットサービス


S席16,000円 A席13,000円 B席10,000円 C席8,000円 D席6,000円
E席 4,000円 F席 売切 学生2,000円


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