◆新日本フィルハーモニー交響楽団 第504回定期演奏会
2013年1月19日(土) 14:00開演
会場:サントリーホール 大ホール
出演:
指揮:インゴ・メッツマッハー
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
曲目:
シューベルト:交響曲第七(八)番 ロ短調 D.759 「未完成」
ブルックナー:交響曲第九番 ニ短調(
>チケット購入 ※10/20発売
S席:8,000円 A席:7,000円 B席:5,500円 C席:4,250円 P席:3,750円
#20130119
アルミンク退任のあと2013年9月より「Conductor in Residence」として、ダニエル・ハーディング(Music Partner of NJP)とともに新日本フィルを率いるインゴ・メッツマッハーが2013年1月定期に登場します。
いずれ捨てがたい二つのプログラムのうち、今回オススメするのはよりコンセプトが明瞭なこちら、「未完成」交響曲をふたつ並べたものです。シューベルトとブルックナー、それぞれにかなり性格の違うものですが、未完成といういわば結論が欠けた状態のままで愛好されている、謎めいた名曲であることは共通するかと。そんな一癖あるプログラムのこのコンサートは、アルミンクやハーディングのもと多くの好演を聴かせてきた新日本フィルの「明日」を占うものになる、そんな予想と期待をしています。
また、本プログラムは18日(金)にパルテノン多摩で行われる多摩定期でも演奏されます。気になる方はそちらで先取りしてみるのもいいかもしれません(笑)。
なお、もう一つのプログラムは今年何故か演奏機会が多いシュトラウスの「アルプス交響曲」をメインに据えたもの。オーケストラの力が試される難曲で彼らの現在を見るのも良さそうです。ニューイヤーコンサート風にヨハン・シュトラウスIIのワルツから始まり、ヤナーチェクのオペラによる組曲との組合せもなかなか新鮮ですから、迷いますね…
余談ですが、管理人は彼を独特すぎるジルベスターコンサートのシリーズ、「20世紀音楽なんか怖くない」で知ったものですから、てっきり近現代作品のスペシャリストなのかと少し前まで勘違いしていました(笑)。その幅広い時代に渡るのだろうレパートリーは今後ぜひ、見せていただきたいものです。
文責:管理人
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